今と昔では道具に対しての思い入れが、まったく違ってきました。
当社バネ創りの道具とは、魂のこもる身体の一部分となる生き物です。
伝説の職人たちは天より授かりし匠気を持って、攻めの道具製作にあたります。
最近では需要が減っていることから、本当に良い素材が少なくなりました。
優れた材質にあたれば久遠不朽に使える道具ができあがります。
英語では道具のことを"TOOL"と書きますが、我々としての意味はそのときに役に立ってくれれば良いのが日本語での『ツール』です。これは使い捨てのイメージが結構強く感じられます。
『道具』と『ツール』は違います。正真正銘の『道具』とは職人が自ら生みだし生涯を伴にするのが、『道具』の真理なのです。
このコラムではそんな大袈裟な孤高の技術ばかりではなく、ものの考え方、着想、人をひきつける魅力…
そして何よりも、道具を通じてバネとともに、歩いてきたその足跡の記録などを裏話も交えて、うんちくを語りたいと思います。
なかなか奥行きが深い世界なので、完成までは時間がかかると思いますが、よろしくお願いいたします。
◆ 鉄の質感、手触りがたまらない。使うほどに黒光りしてくるのが好きだ。
◆ 鉄は放っておけば自然に帰る物質なので、環境にも非常に有効。
◆ 一つひとつの道具に思い出がある、歴史がある、自分の技術が蓄積されている。
◆ 自分で作ったことによる喜びが、製品品質に反映される。
◆ 物を大事に永く使うことの意義がそこにある。
◆ 改造の元になる、良い材質のものが最近少なくなって心配。
◆ この製作技術を次世代に継承する難しさに頭が痛い。
◆ 身体の鉄分が不足しているときは、なめたりかじったりすればよい。
◆ もし御興味を持たれましたら、何なりとお問い合わせください。
基本の道具はズバリこれです
| ( 只今工事中 )さぁ、上の画像をクリックして、素晴らしい伝説神器の世界へようこそ |
- やっとこは職人が仕事内容により自分好みの形に作りなおすのが常識になっている。
購入したばかりでは、ただ挟むのみで高温の製品をつかむくらいしかあまり用途が少ない。
どうせ作りなおすのだからメーカー側もあまりキッチリとは製作されていないのが現状だ。
喰い切りの場合はある程度完成された形なので、あまり改造はしないが、
やっとこの変貌ぶりは千差万別百花繚乱に等しく、とてもホームページくらいでは語りつくせないものです。
他業者種様ではまた違った改善もあり、いくら見ていても飽きません。
- 喰い切りとは現在のニッパーの前身とされています。
爪切りも喰い切りから派生しているのです。
私も含めまして、画像のコウモリ印以外は使いたくないという職人も大勢おられます。
使うほどに手になじんでくる本職用の逸品です。
本当に手触りが違うんです。私感としては意外と柔らかく感じますが、
『柔よく剛を制す!』最近店頭では見かけなくなってきましたが本物は違いますよ。
まさに硬さと粘りの絶妙のバランスを、味わい楽しみながら仕事ができる!そんな感じなんです。
新潟県三条市や兵庫県三木市が、産地として有名です。